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いせちゃんブログ

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かんきつ開花調査、連休花の香りに包まれる

2020-04-10
JA伊勢・三重南紀地区本部営農柑橘グループは27日、かんきつ類の開花調査を行った。管内の海岸部、山間部で条件の異なる園地52箇所を巡回し、花の開花状況、量、新芽の量等を調べ、調査内容をもとに今年産のかんきつ栽培の方向性について話し合った。開花調査は、今後の栽培方針を決める重要な作業となる。例年は三重県、東海農政局、市町、全農など関係者が同行し調査を行っていたが新型コロナウイルス感染拡大防止のため今年度は独自で調査となった。開花は海岸部で4月29日、山間部で5月4日前後と平年より3日程早い開花となる見通しだ。
同JAでは生産者が集まる講習会は中止としたが、着花の状況や樹勢の維持、病害虫の対処など当面の管理についての個別相談窓口を開き、品質向上に努める。
トメ
P=柑橘類の開花調査をする営農指導員ら

管内産米とみそ、学生支援のため市へ供給、農業者も支援

2020-04-30
三重県志摩市は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に対する市独自の経済支援「ささえあいSHIMAしょう!!」の一環として「学生応援地域産品給付事業」に取り組んでいる。
同事業は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の発出により、帰省等移動の自粛やアルバイト等による生活費の確保が困難となっている同市出身で市外在住の学生に対して、同市で生産された食品や日用品などの物資を給付し生活を応援するとともに、同市産品の消費拡大を図ることを目的に実施。
学生に給付するのは、同市産の米やみそ、あおさのりのほか、マスクがセットになったもので、約1,000セットを1日から発送を開始した。
同事業の実施を受け、同JAからは、管内産コシヒカリ「志摩そだち」1000袋(5㎏)と、特産「船越みそ」1000袋(700g)の供給を進める。また、物資の送付を取り扱う。
「志摩そだち」は、令和1年から同市の学校給食センターへ毎月約5トンを提供していたが、休校による学校給食の停止により、余剰が生じている。今回の提供により、落ち込んだ消費の回復を図る。
JAの向井英仁鳥羽志摩地区本部長は「困っている学生さんに一刻でも早く届けるため、早急に準備したい」と話す。
志摩市の竹内千尋市長は「大型連休に帰省が出来なくても、ふるさと志摩市の米・味噌・あおさ等を食べて頑張ってほしい」と激励した。
「ささえあいSHIMAしょう!!」は、同事業の他に、小規模企業者応援事業や会計年度任用職員の緊急雇用、自粛要請にともなうが学童・保育料の減免等にも取り組んでいる。
トメ
写真=提供する農水産物を持つ向井英仁鳥羽志摩地区本部長㊧と竹内千尋市長㊨

方紅茶 新たなほ場へ作付

2020-04-30
三重県のJA伊勢は4月上旬、志摩市の大西充也さん(65歳)の圃場で、紅茶用品種「紅ほまれ」や「はつもみじ」、「紅かおり」を定植した。同市でかつて盛んに生産されていた「鵜方紅茶」を復活させようとする試みで、JA伊勢が現存する茶畑の調査や試験製造などに取り組んできた。昨年は200本を定植し、今回新たな圃場約4㌃へ720本定植。5年後の収穫を目指す。
 「鵜方紅茶」は明治~昭和時代にかけて志摩市鵜方地区で生産されていた。全国規模の品評会で最優秀賞を受賞するなど、知名度、評価ともに高かったが、生産者の高齢化や輸入紅茶の普及などに押されて生産者が減少。現在では、自家消費用に少量を生産しているだけとなっている。
 JAは、合併前の旧JA鳥羽志摩が2017年に始めた産地復活へ向けた取り組みを継続。生産者や市、県伊勢志摩地域農業改良普及センター、県中央農業改良普及センターと協力し、紅茶の製造試験を行う。
 地域産業や観光産業とのマリアージュなどで商品化に向けた取り組みも進めている。
大西さんは「親の代に栽培していたので親しみもある。JAからの勧めもあり、余っている圃場での栽培を決めた。今後に期待したい」と期待を込める。
 
P=苗を定植する様子

だから青年部

2020-04-30
JA伊勢・三重南紀青年部は熊野市、御浜町、紀宝町の20~40代の生産者28人が所属し、全員がかんきつ類を栽培しています。
かんきつ産地である地域の将来を見据え、人材育成や技術の伝承、部会員相互の親睦を深めるとともに産地の活性化に寄与することを目的に、2018年に設立したばかりの組織です。
私は2013年、地元農業生産法人で研修を受けた後に新規就農しました。青年部会には発足当初から加入しており、今年度より部会長を務めることになりました。
これまでの活動は毎月定例会を開き情報共有や部会員同士の交流を深めたり、地元のビアガーデンイベントや「みかん祭り」に出店し、来場者にみかんやみかんジュースを販売する地域交流も行ってきました。多くの人に青年部会の存在をPRし、消費者の声を直接聞くことができる良い機会になっています。
また、園地マップを作成し栽培状況等の見える化に取り組み、NECソリューションイノベータ株式会社の「NEC営農指導支援システム」の研修会に参加し、経営に活用する部会員もいます。
今年度はまず、地域での課題である獣害対策として、部会員から希望者を募り、狩猟免許の取得と害獣の捕獲に挑戦したいと思っています。
まだまだ未熟な組織で基盤づくりのときですが、5年後、10年後の未来を見据えて、日頃の細やかなコミュニケーションと情報共有を大切に、部会員同士の良好な関係を築き、風通しの良い組織にしていきたいです。

P=コミュニケーションを大切に組織の基盤づくりに意欲的な尾畑部会長(三重県御浜町で)

ひと/南牟婁郡御浜町/市川茂昭さん(50)

2020-04-16
勢】南牟婁郡御浜町でかんきつ栽培を行う市川茂昭さん(50)は約30アールの面積で「サマーフレッシュ」を栽培し、年間約10トンを出荷する。温州ミカン、甘夏などのかんきつ類を合わせて約100アールの面積で栽培している。
市川さんは大阪府出身。会社勤めをしている20代後半に子どもの頃から憧れていた田舎暮らしを考え始めた。東北地方や東海地方などに足を運び、その土地ごとの農業に実際に触れ知見を深めていくとミカン作りに惹かれた。
御浜町のかんきつ栽培に出会い、農業研修制度や就農相談の体制が整い、移住者の受入れに積極的だったことが決め手になり御浜町に移住。地元のかんきつ生産者のもとで1年間研修した後、就農した。更地を譲り受け一から栽培することになった2008年、病害虫に強く初心者でも比較的管理しやすい「サマーフレッシュ」を選んだ。現在は三重南紀サマーフレッシュ部会の部会長を務める。
市川さんは「できるだけ園地に足を運び、樹木や果実の様子、鳥獣害や病害にあっていないか、設備の破損はないかをこまめに見てまわるよう心がけている。農業は自然の影響は避けられない。被害に遭う年もあるが収穫時期が異なる品種のかんきつを栽培し、年間を通して収入が安定するように工夫している」と話す。
サマーフレッシュはハッサクと夏ミカンの交配種でプチプチとした果肉、さわやかな酸味とすっきりした甘さが特徴で収穫期が最も遅く、収穫期に良く年の果実になる花が咲く珍しい品種。
「サマーフレッシュは平成23年に三重県のバイオトレジャー発見事業にて選出された。また優良品種に指定され知名度も上がり売れ行きも安定してきた。これまでの経験を活かして品質にこだわり産地を守っていきたい」と決意を語ってくれた。

P=収穫目前のサマーフレッシュを持つ市川さん(南牟婁郡御浜町で)

 
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