本文へ移動

いせちゃんブログ

RSS(別ウィンドウで開きます) 

大きなサツマイモに歓声あがる/小学生がサツマイモ収穫体験

2015-10-29

伊勢市立豊浜西小学校の全児童153名は29日、JA伊勢青壮年部会の指導のもと、同市西豊浜町の畑約3.5アールでサツマイモ(ベニアズマ)の収穫を行った。

これは、同青壮年部会が、土と触れ合い農産物を収穫する喜びを伝えるとともに、地域住民との交流を深めることを目的に毎年行っているもので、サツマイモは、同青壮年部会の指導のもと6月に同小学校児童らが植えたもの。

当日は、高学年の児童が低学年の児童らを手伝いながら次々に畑からサツマイモを掘り起こし、大きなものが掘り出されると歓声が上がった。児童は「あんな小さな苗から、こんなに大きなサツマイモが沢山とれてびっくり」と嬉しそうに話していた。

収穫したサツマイモは、それぞれが家に持ち帰るほか、残ったサツマイモは各クラスで利用方法を考える。

この日、児童らを指導した同部会員のひとりは「地域と連携して体験学習を行い、地産地消や農業への理解を深める活動など、地域に貢献するための活動を継続していきたい」と話していた。

「にこにこ畑」豊作に笑顔/女性部員と一緒にエダマメとラッカセイを収穫

2015-10-19

伊勢市上地町にある伊勢市立城田小学校の2年生70人は19日、同校が体験学習用に設けた「にこにこ畑」で、6月に植えたエダマメとラッカセイの収穫を行った。JA伊勢城田地区女性部の部員7人が先生役となり、児童らに収穫の仕方などを教えた。

 児童らは、力を合わせて収穫すると、豊作を前に「たくさん取れた」と笑顔を見せていた。収穫したエダマメは、学校給食で全校児童にふるまわれる予定だ。

 同校では、生活科の授業の一環で、土と触れ合い野菜を収穫する喜びを伝えるとともに、地域の人たちとの交流を深める目的で「にこにこ畑」での農業体験を行っている。女性部員らは「にこにこ先生」として、1年間児童らを見守る。

 同女性部の野口佳子部長は「食と農の大切さを学んでもらうのはもちろん、みんなで協力して作業をするなかで、児童らが絆を深めてもらうきっかけになればうれしい」と話す。

大玉傾向で品質も上々/次郎柿目ぞろえ会を実施

2015-10-14

 JA伊勢玉城柿部会は14日、度会郡玉城町の同JA玉城選果場で、次郎柿を初出荷した。

この日は、生産者がコンテナで次郎柿を選果場に運び込み、品質や形状・大きさ別に分けて箱詰めした。初荷は中京・県内市場に出荷され、11月下旬にかけて秋の味覚が出荷されていく。

JA担当者は「着色も良く、今月1日の肥大調査では、摘蕾作業等の効果もあって大玉傾向となっている。糖度も十分で、消費者に自信を持って販売できる柿ができた」と太鼓判を押す。

この初出荷に備えて、8日には、目ぞろえ会も開催された。当日は、部会員62名が参加し、同JA担当者から生育状況、JA全農みえ担当者、市場担当者から市場情勢および他産地の情勢報告があったあと、部会員の園地で収穫された柿を並べ、品質の状態を確認して目ぞろえを行った。

同部会では、部会員112人が約40㌶で次郎柿を栽培している。

農の営み感じる町並み/権兵衛の遺徳を偲ぶ「種まき権兵衛の里」

2015-10-11

三重県南部に位置する北牟婁郡紀北町。同町には「種まき権兵衛」と呼ばれる民話が伝わっているが、その「権兵衛」を偲んで建てられたのが「種まき権兵衛の里」だ。

権兵衛は江戸時代中期の実在の人物で、民話によると、同地区の武士の家に生まれたが、父の死後、農家となり荒地の開墾を始めた。しかし、慣れない手つきでの農作業は、種を蒔くそばからカラスに食べられてしまうほどだったが、あきらめず懸命に農業を続けた結果、村一番の農家になったという。

その他にも、峠に現れた大蛇を退治するなどの逸話を残すが、「種まき権兵衛の里」は、そんな権兵衛テーマに据え、花と緑と水に親しむ施設として「ふるさと創生事業」として平成6年にオープンした。里内には、県内最大級の築山林泉回遊式の日本庭園ほか、権兵衛ゆかりの品々や紀北町の民俗資料を展示した「権兵衛屋敷」がある。また、毎年春分の日には地元有志による「種まき権兵衛祭」が行われるなど、地域から親しまれる施設だ。

同施設を管理する、紀北町役場海山支所産業建設室の植松登志典(ウエマツ トシノリ)さんは「権兵衛は、紀北町民なら誰もが知る存在。里内は入場無料で、11月下旬からは紅葉が楽しめるので、気軽に立ち寄って、権兵衛の世界を味わってほしい」と話す。

第2回「農と食」の体験教室/カントリーエレベーター等見学体験

2015-10-04

JA伊勢くらしの活動推進課は4日、度会郡玉城町の同JA玉城カントリーエレベーターと玉城支店で、今年度2回目となる「『農と食』の体験教室」を開いた。これは、体験を通して親子で農と食の大切さについて学ぶことを目的に今年度から始められたもので、全4回を予定している。

この日は、同JA管内の小学生とその保護者合わせて19名が参加。同JAで今年5月に完成したばかりのカントリーエレベーター「玉城カントリーエレベーター」の見学と、新米を使った飾り巻きずし作りを体験したほか、体験後には同JA管内産コシヒカリの新米3キロが、各家族にプレゼントされた。

参加した児童のひとりは「カントリーエレベーターの大きさにびっくりした。また、米が収穫されてから出荷されるまでに、いろんな工程があることを初めて知った。飾り巻きずしは、とてもかわいく出来たので、食べるのがもったいなかった」と笑顔を見せていた。

企画した同JA担当者は「カントリーエレベーターの見学は、普段入る機会がないと思うので、子どもだけでなく保護者の方にも良い経験をしていただけたと思う。今後も多くの人に参加していただけるような企画を考えていきたい」と話す。

 次回は、11月に同JA特産の次郎柿の収穫体験と、添加物学習会を行う予定だ。
TOPへ戻る