いせちゃんブログ
JA伊勢「みのりデイサービス」で小学校教諭が社会体験研修
適切な摘果で高品質なミカンを生産/ミカンの摘果講習会を開く
JA伊勢マルゴ柑橘部はこのほど、度会郡南伊勢町のミカン園地5カ所で摘果講習会を開き、合わせて約70人の部会員が参加した。
講習会では、同JA担当者や三重県中央農業改良普及センターの担当者から、仕上げ摘果の基本について説明があったほか、今後の病害虫防除に関する注意点などの報告があった。また、部会員らは、実際に園地を回って摘果の方法について確認した。
同JAの担当者は「今後の仕上げ摘果や適切な栽培管理で、今年も高品質なミカンを出荷していきたい」と、順調に生育が進めば10月下旬から始まる極早生の出荷に向けて意気込みを見せている。
美味しく育て 友情の証し「友情みかん」/小学生が「友情みかん」の木選ぶ
三重県の南伊勢町立南勢小学校と岐阜県の高山市立久々野小学校の5年生児童合わせて34人はこのほど、お互いの自然や暮らしを体験するなかで友情を結ぶとともに、郷土への愛着、地域の人たちへの感謝の気持ちを育むことを目的に、相互交流会を開いた。
この相互交流会は、平成25年度まで姉妹校交流として、旧五ヶ所小学校と久々野小学校が5年生児童を対象に36年間に渡って行っていたものを引き継いだもので、昨年4月に五ヶ所小学校を含む同町内の4校が統合して南勢小学校になってからは、学校同士の交流ではなく、地域の交流として継続して実施している。同交流会では、南伊勢町の特産品である「マルゴみかん」を、南勢小の児童から久々野小の児童へ友情の証し「友情みかん」としてプレゼントする。
久々野小の児童が「班で協力して決めたミカンの木から、美味しいミカンができたら嬉しい」と話すと、南勢小の児童は「久々野小の皆に、早く美味しいミカンを届けたい」と話していた。
オクラ出荷順調/獣害の少ない作物として推進
JA伊勢管内で、夏の健康野菜として親しまれるオクラの出荷が順調だ。10月上旬までに例年並の約3万袋(1袋=100㌘)を県内市場に出荷する見込みで、同JAのオリジナルブランド「伊勢やさい」の一つとして店頭に並ぶ。
今年度産は、5月上旬の播種時期は天候に恵まれ初期生育は順調だったものの、6月から7月の長雨で生育が心配されたが、病害虫の発生など大きな問題もなく、ここまで順調に生育している。同JAの担当者は「現時点での収量は昨年より少なめだが、品質は良好」と話す。