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いせちゃんブログ

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JA伊勢「みのりデイサービス」で小学校教諭が社会体験研修

2015-07-31
 このたび、伊勢市粟野町のJA伊勢みのりデイサービスで、伊勢市立城田小学校の教諭が社会体験研修を行った。
同JAは、経営理念に「地域の皆さまとともにJA伊勢はいつも一所懸命です」を掲げて活動。そこで同施設では、日頃から地元の小中学校の児童・生徒を受け入れるなど、敷居の低いデイサービスを心がけている。今回の教諭の受け入れもその流れをくむもの。
研修を行った島田教諭は「児童からみのりデイサービスで利用者の方と交流して楽しかったとの話を聞いていた。研修を通して利用者が明るく生き生きしていると感じた」と話した。
同施設の河﨑祐治管理者は「利用者の方に地域の方と様々な活動で交流してもらうことで、心身ともに元気になってもらいたい。これからも地域と密着した活動を続けていく」と話した。
同施設は、利用者が集団で1日を過ごすのではなく、各利用者が自分らしい過ごし方を自由に選択できる生活リハビリ型のデイサービスとなっている。施設内には、利用者同士の交流や昼食時などに利用する通所介護スペースのほか、利用者が手軽にいつでも利用できるミニキッチンや、木工・陶芸・裁縫・カラオケなど様々な活動ができる活動室が設けられている。

適切な摘果で高品質なミカンを生産/ミカンの摘果講習会を開く

2015-07-31

JA伊勢マルゴ柑橘部はこのほど、度会郡南伊勢町のミカン園地5カ所で摘果講習会を開き、合わせて約70人の部会員が参加した。

講習会では、同JA担当者や三重県中央農業改良普及センターの担当者から、仕上げ摘果の基本について説明があったほか、今後の病害虫防除に関する注意点などの報告があった。また、部会員らは、実際に園地を回って摘果の方法について確認した。

同JAの担当者は「今後の仕上げ摘果や適切な栽培管理で、今年も高品質なミカンを出荷していきたい」と、順調に生育が進めば10月下旬から始まる極早生の出荷に向けて意気込みを見せている。

 JA伊勢マルゴ柑橘部は、現在108人が約60ヘクタールで温州ミカンやセミノールなどの柑橘類を栽培。特に、「マルゴみかん」のブランド名で親しまれる温州ミカンは、県内での評価・知名度は高い。

美味しく育て 友情の証し「友情みかん」/小学生が「友情みかん」の木選ぶ

2015-07-30

三重県の南伊勢町立南勢小学校と岐阜県の高山市立久々野小学校の5年生児童合わせて34人はこのほど、お互いの自然や暮らしを体験するなかで友情を結ぶとともに、郷土への愛着、地域の人たちへの感謝の気持ちを育むことを目的に、相互交流会を開いた。

この相互交流会は、平成25年度まで姉妹校交流として、旧五ヶ所小学校と久々野小学校が5年生児童を対象に36年間に渡って行っていたものを引き継いだもので、昨年4月に五ヶ所小学校を含む同町内の4校が統合して南勢小学校になってからは、学校同士の交流ではなく、地域の交流として継続して実施している。同交流会では、南伊勢町の特産品である「マルゴみかん」を、南勢小の児童から久々野小の児童へ友情の証し「友情みかん」としてプレゼントする。

 交流会当日、両校の児童らは、JA伊勢マルゴ柑橘部の林繁歳さんの園地で「友情みかん」の木を選んだ。児童らは3班に分かれ、同部の役員やJA伊勢の担当者からミカン栽培について教わったあと、自分たちの名前と「友情みかん」の文字が書かれたプレートを木にかけた。

 久々野小の児童が「班で協力して決めたミカンの木から、美味しいミカンができたら嬉しい」と話すと、南勢小の児童は「久々野小の皆に、早く美味しいミカンを届けたい」と話していた。

 南勢小の児童は今後、10月頃に「友情みかん」の木の摘果作業、12月頃に収穫を予定している。

オクラ出荷順調/獣害の少ない作物として推進

2015-07-28

 JA伊勢管内で、夏の健康野菜として親しまれるオクラの出荷が順調だ。10月上旬までに例年並の約3万袋(1袋=100㌘)を県内市場に出荷する見込みで、同JAのオリジナルブランド「伊勢やさい」の一つとして店頭に並ぶ。

 今年度産は、5月上旬の播種時期は天候に恵まれ初期生育は順調だったものの、6月から7月の長雨で生育が心配されたが、病害虫の発生など大きな問題もなく、ここまで順調に生育している。同JAの担当者は「現時点での収量は昨年より少なめだが、品質は良好」と話す。

 同JAでは2008年から、管内の中山間地域を中心にオクラの作付けを行っている。従来から生産者の高齢化と獣害の拡大がみられる中で、地域農業振興を図り、かつ獣害が少なく軽量で比較的手軽に栽培できる品目として、取り組みが始められた。現在は大紀町、度会町の生産者ら13人が、約25㌃の面積に作付けしている。

適正施肥で良質な農産物づくり/施肥設計相談会実施

2015-07-27

JA伊勢経済1課と伊勢志摩農業改良普及センター27日、度会郡玉城町の同JA玉城支店で、イチゴ施肥設計相談会を開いた。

これは平成27年度産のイチゴの定植を前に、土壌診断の結果から適正肥料を指導するのが目的。同JAいちご部会から、7月中旬に土壌診断を行った17人の部会員が参加した。

JA担当者は「診断結果と今回の相談会でのアドバイスを生かし、適正な施肥で良質なイチゴの生産につなげてほしい」と期待している。
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