いせちゃんブログ
来年産の収量確保を目指して/JA伊勢玉城柿部会/次郎柿剪定講習会を開く
2022-12-21
JA伊勢玉城柿部会は19日、度会郡玉城町の園地2カ所で次郎柿の剪定講習会を開き、合わせて17人が参加した。
この日は、同JA担当者と三重県中央農業改良普及センター担当者の指導のもと、今年の剪定の注意点や、実際に園地で剪定作業の確認を行った。
同JA担当者は「来年の収量を確保するために、今回の講習会で基本を再確認して作業に活かしてほしい」と話した。
トメ
写真=三重県中央農業改良普及センターの担当者(左から2番目)の指導のもと、剪定方法を確認する部会員ら(度会郡玉城町の柿園地で)
この日は、同JA担当者と三重県中央農業改良普及センター担当者の指導のもと、今年の剪定の注意点や、実際に園地で剪定作業の確認を行った。
同JA担当者は「来年の収量を確保するために、今回の講習会で基本を再確認して作業に活かしてほしい」と話した。
トメ
写真=三重県中央農業改良普及センターの担当者(左から2番目)の指導のもと、剪定方法を確認する部会員ら(度会郡玉城町の柿園地で)
規格外バラ/高校生がハーバリウム販売
2022-12-19
12月10日、伊勢市の商店街で行われたイベントで、三重県立宇治山田商業高校の生徒らが同JA管内産の規格外のバラ等を使用しハーバリウムを販売した。
これは同校の課題研究の授業の一環で行われたもの。そのうち「農業の活性化」を専攻した3年生2名が、今年度の授業の中で同JA管内の梨や花き生産者の園地を訪問し、生産者と対話しながら、農業の現状について理解を深めてきた。
また、生徒のうち1名は自宅がミカン農家ということもあり、日頃から農産物の廃棄について課題意識を持っていたという。
そこでイベントでは、廃棄される規格外の花を活用し、ハーバリウムとして販売することを企画。
同JAでは、ハーバリウムに使用する材料として、同JAバラ部会が栽培するバラの規格外品40本のほか、管内産のスターチス30本を同校に提供。
イベント当日は来場者らに花を瓶に詰めてもらうなどし、ハーバリウムを販売した。
同JAの担当者は「規格外の花きを使用することで、少しでも農家所得の増大につなげたい。また、地元高校生らと連携することで、少しでも農業の活性化につながれば」と話す。
JA伊勢は、農業者の所得増大に向けた取り組みとして、規格外となった農産物を有効利用する取組みを進めている。
写真=規格外品を使用し、来場者らと一緒にハーバリウムを作る生徒(伊勢市一之木の新道商店街にて)
これは同校の課題研究の授業の一環で行われたもの。そのうち「農業の活性化」を専攻した3年生2名が、今年度の授業の中で同JA管内の梨や花き生産者の園地を訪問し、生産者と対話しながら、農業の現状について理解を深めてきた。
また、生徒のうち1名は自宅がミカン農家ということもあり、日頃から農産物の廃棄について課題意識を持っていたという。
そこでイベントでは、廃棄される規格外の花を活用し、ハーバリウムとして販売することを企画。
同JAでは、ハーバリウムに使用する材料として、同JAバラ部会が栽培するバラの規格外品40本のほか、管内産のスターチス30本を同校に提供。
イベント当日は来場者らに花を瓶に詰めてもらうなどし、ハーバリウムを販売した。
同JAの担当者は「規格外の花きを使用することで、少しでも農家所得の増大につなげたい。また、地元高校生らと連携することで、少しでも農業の活性化につながれば」と話す。
JA伊勢は、農業者の所得増大に向けた取り組みとして、規格外となった農産物を有効利用する取組みを進めている。
写真=規格外品を使用し、来場者らと一緒にハーバリウムを作る生徒(伊勢市一之木の新道商店街にて)
水稲育苗予約システム/注文様式をデジタル化/職員の事務作業負担軽減へ
2022-12-09
JA伊勢は、令和5年産から一部の地区で水稲育苗注文様式をデジタル化した。
これにより、組合員がスマートフォンなどでQRコードを読み取ることで、いつでも、どこからでも水稲苗注文画面にアクセスでき、苗の種類や必要枚数などの予約注文が可能となる。
これまでは、水稲苗の注文を希望する管内の生産者約2300軒に予約注文書を配布し、後日提出された注文書を10名の職員が1枚ずつ確認しながらデータを入力していた。
同JAでは職員の作業負担を減らして業務の効率化を図ろうと、データを集約するためクラウドサービスを導入。
これにより、職員が約10日間かけて行っていた入力作業が不要となるほか、入力ミスも削減できる。また、生産者は注文済みの内容をスマートフォンなどからいつでも、どこからでも閲覧・確認ができる。
12月上旬にはQRコードと生産者個別のログイン用ID・パスワードを通知。
同JAでは生産者に同システムの活用を促していくが、紙による注文書も受け付ける。データの集約にはOCR(光化学式文字読み取り装置)ツールを活用する。
令和5年産はクラウドサービスに集約されたデータは別の予約注文システムに職員が入力を行うが、令和6年産以降は、6月に導入したRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とも連携させ、職員の手を入れずに機械のみで予約注文を完結させる予定。
同JAの喜早光雄営農部長は「職員が高度な仕事に集中できる環境を整えていきたい。また今後は同システムを活用してライスセンターの利用申込等もデジタル化していきたい」と話す。
同JAでは、持続可能な経営基盤の確立・強化に向けた「3Cプログラム」において、事務の軽減や業務の効率化、コスト削減などに取り組んでいる。
写真=QRコードを読み取り、スマートフォンで水稲苗の注文を行う生産者㊧(伊勢市西豊浜町で)
これにより、組合員がスマートフォンなどでQRコードを読み取ることで、いつでも、どこからでも水稲苗注文画面にアクセスでき、苗の種類や必要枚数などの予約注文が可能となる。
これまでは、水稲苗の注文を希望する管内の生産者約2300軒に予約注文書を配布し、後日提出された注文書を10名の職員が1枚ずつ確認しながらデータを入力していた。
同JAでは職員の作業負担を減らして業務の効率化を図ろうと、データを集約するためクラウドサービスを導入。
これにより、職員が約10日間かけて行っていた入力作業が不要となるほか、入力ミスも削減できる。また、生産者は注文済みの内容をスマートフォンなどからいつでも、どこからでも閲覧・確認ができる。
12月上旬にはQRコードと生産者個別のログイン用ID・パスワードを通知。
同JAでは生産者に同システムの活用を促していくが、紙による注文書も受け付ける。データの集約にはOCR(光化学式文字読み取り装置)ツールを活用する。
令和5年産はクラウドサービスに集約されたデータは別の予約注文システムに職員が入力を行うが、令和6年産以降は、6月に導入したRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とも連携させ、職員の手を入れずに機械のみで予約注文を完結させる予定。
同JAの喜早光雄営農部長は「職員が高度な仕事に集中できる環境を整えていきたい。また今後は同システムを活用してライスセンターの利用申込等もデジタル化していきたい」と話す。
同JAでは、持続可能な経営基盤の確立・強化に向けた「3Cプログラム」において、事務の軽減や業務の効率化、コスト削減などに取り組んでいる。
写真=QRコードを読み取り、スマートフォンで水稲苗の注文を行う生産者㊧(伊勢市西豊浜町で)
事故の危険性を疑似体験して恐ろしさを学ぶ/自転車交通安全教室
2022-12-01
JA伊勢は30日、全共連三重県本部と三重県警察本部、鳥羽警察署の協力のもと、鳥羽市内の小中学校の生徒を対象に、自転車交通安全教室を開催した。
これは、交通事故の未然防止を図り、次世代を担う子どもたちの育成と安全な生活環境づくりに貢献することが目的で、全共連三重県本部が平成21年度から行っているもの。同教室では、危険な自転車走行に伴う交通事故場面をスタントマンが再現することで、事故の衝撃や恐怖を伝える。
当日は鳥羽市立鳥羽東中学校で、スタントマンが自転車や自動車などに乗り、同校の校庭で事故を実演。二人乗りや確認不足など、実際に起こった事故も含め危険な事例を再現した。また、再現した事例ごとに事故原因となる交通違反が説明されると、生徒たちは正しい交通ルールに真剣に耳を傾けた。
同JAの上村武金融共済担当常務理事は「もう一度交通安全ルールを確認し、事故に合わぬよう学校生活を過ごしてほしい。また、万が一の場面に備え、地域のJAとして『ひと・いえ・くるま』の保障を提供していく」と挨拶し、交通安全に係る記念品を贈呈した。
トメ
写真=スタントマンによる事故の再現を観覧する生徒ら(鳥羽市立鳥羽東中学校で)
これは、交通事故の未然防止を図り、次世代を担う子どもたちの育成と安全な生活環境づくりに貢献することが目的で、全共連三重県本部が平成21年度から行っているもの。同教室では、危険な自転車走行に伴う交通事故場面をスタントマンが再現することで、事故の衝撃や恐怖を伝える。
当日は鳥羽市立鳥羽東中学校で、スタントマンが自転車や自動車などに乗り、同校の校庭で事故を実演。二人乗りや確認不足など、実際に起こった事故も含め危険な事例を再現した。また、再現した事例ごとに事故原因となる交通違反が説明されると、生徒たちは正しい交通ルールに真剣に耳を傾けた。
同JAの上村武金融共済担当常務理事は「もう一度交通安全ルールを確認し、事故に合わぬよう学校生活を過ごしてほしい。また、万が一の場面に備え、地域のJAとして『ひと・いえ・くるま』の保障を提供していく」と挨拶し、交通安全に係る記念品を贈呈した。
トメ
写真=スタントマンによる事故の再現を観覧する生徒ら(鳥羽市立鳥羽東中学校で)
干し芋「きんこ」出荷開始/JA伊勢
2022-12-01
JA伊勢管内の特産品である干し芋「きんこ」の出荷が12月1日から始まった。
「きんこ」は、昔から志摩地方で海女や漁師のおやつとして親しまれている加工品。
サーモンピンク色の果肉が特徴の「ハヤト芋」(サツマイモ)を原料に使用し、4割ほど皮をむいて水にさらし、あく抜きしてから釜で炊き上げると美しいオレンジ色になる。1.5センチほどの厚さにスライスして10日~2週間ほど天日干しをすると、鮮やかなべっ甲色へと変化する。
同JA担当者は「11月下旬まで気温が高い日が続いたが、12月に入ると気温も下がり作業も進むだろう。きんこを待ってくれている消費者の方に美味しいいきんこを届けたい」と話した。
出荷のピークは12月中旬。2月下旬までに、県内市場を中心に約1万袋の出荷を見込んでいる。
トメ
写真=出荷前の「きんこ」を検品する同JA職員(志摩市阿児町の旧安乗経済店舗で)
「きんこ」は、昔から志摩地方で海女や漁師のおやつとして親しまれている加工品。
サーモンピンク色の果肉が特徴の「ハヤト芋」(サツマイモ)を原料に使用し、4割ほど皮をむいて水にさらし、あく抜きしてから釜で炊き上げると美しいオレンジ色になる。1.5センチほどの厚さにスライスして10日~2週間ほど天日干しをすると、鮮やかなべっ甲色へと変化する。
同JA担当者は「11月下旬まで気温が高い日が続いたが、12月に入ると気温も下がり作業も進むだろう。きんこを待ってくれている消費者の方に美味しいいきんこを届けたい」と話した。
出荷のピークは12月中旬。2月下旬までに、県内市場を中心に約1万袋の出荷を見込んでいる。
トメ
写真=出荷前の「きんこ」を検品する同JA職員(志摩市阿児町の旧安乗経済店舗で)