本文へ移動

いせちゃんブログ

RSS(別ウィンドウで開きます) 

神様に捧げる/神嘗祭(かんなめさい)「初穂曳き(はつほびき)」に奉納

2022-08-30

伊勢神宮奉仕会青年部とJA伊勢は共催で、28日に伊勢市の中居弘和さん(85)が管理する水田3.6㌃で、神宮の神嘗祭(かんなめさい)に奉納する米「コシヒカリ」の稲刈りを行った。同取り組みは今年度で32年目。伊勢神宮の関係者のほか、市内のガールスカウトなどの児童と保護者ら合わせて84名が参加した。
 伊勢神宮奉仕会青年部は、20年に一度の神宮式年遷宮に伴う民俗行事「お木曳き行事」「お白石持行事」の伝統継承を目的に活動しているが、その一環として昭和56年から、神宮の「神嘗祭」に初穂を奉納する「初穂曳き(はつほびき)」を毎年行っている。
 今回の稲刈りは、地域の子どもたちに郷土や自然の恵み、食のありがたさを学んでもらおうと、同会青年部が参加を呼びかけたもの。稲刈りの方法については、同JAが指導した。同JAが指導にあたるのは今年度で10年目。同JA担当者は「地域の伝統継承に協力できて誇りに思う。子どもたちへの農業体験学習は、当JAがすすめる食農教育においても重要なこと」と話す。
当日は、参加した児童らが鎌を使って、稲を1株ずつ丁寧に刈り取った。刈り取った稲は、同会メンバーの手によって稲束(10株一束)にまとめられた。10月に行われる神嘗祭には、そのうち300束が奉納される。参加した児童は「神様にお供えするお米を自分の手で収穫することで、お米の大切さを感じた」と話した。
 
トメ
写真=神宮へ奉納する米を刈り取る様子(伊勢市御薗町の水田で)

小麦栽培で緑肥試験栽培/実用化目指す/みどりの食料システム戦略視野に

2022-08-25

JA伊勢は小麦連作栽培における土の物質性の向上と次期作に向けた土づくりを目的に、担い手生産者とともに緑肥試験に取り組んでいる。
 小麦栽培においては、作物が土壌に含まれる特定の養分を吸収し、土壌の養分バランスが崩れるため連作障害が発生しやすく、次期作の収量が減る傾向がある。
 5月に、小麦の連作を考えている担い手生産者から緑肥作物の栽培について相談を受けた同JAは、緑肥作物のそれぞれの播種時期や特徴などを踏まえ、マメ科の「ネマックスクロタラリア」を提案。
 同品種は根粒菌によって空気中の窒素を自ら肥料に変換して生育する窒素固定効果があるため、窒素肥料を多く使用する小麦栽培にとって化学肥料に代わる緑肥作物として注目されている。
 このほか、担い手生産者から希望があったイネ科の「メートルソルゴー」を播種。
 7月中旬頃に、それぞれ10アールずつ計20アールに、「ネマックスクロタラリア」9㎏と「メートルソルゴー」3㎏を播種し、職員が定期的に生育状況を確認している。
8月中旬現在、ネマックスクロタラリアの生育は順調で、雑草の繁茂も抑えられているが、メートルソルゴーについては湿害の影響が一部あるものの、順調に生育している。
 両品種とも10月にほ場にすき込み1カ月ほど土中で熟成させた後、11月中旬に小麦を播種する予定。
 同JAの担当者は「播種量や播種時期など、課題はややあるが、環境負荷低減に向けた『みどりの食料システム戦略』を視野に入れ、同JA管内での緑肥の実用化を目指したい」と話す。
 今後は、同ほ場における令和5年産の栽培結果をもとに、管内で令和6年産小麦を栽培予定の担い手らに緑肥の導入を推進していく予定。
写真=緑肥作物(ネマックスクロタラリア)の生育状況を確認する職員(伊勢市楠部町で)


eラーニング導入/職員の能力開発へ

2022-08-25

JA伊勢は8月から、eラーニングシステム「Playse.ラーニング」の試験運用を始めた。
 同JAでは「変化に対応できる組織づくりと職員満足度向上および将来のJAを担う職員の育成を目指した人事制度の構築」を計画に掲げており、研修システムの仕組みを構築するための一環として試験運用を検討。
 同システムは、ビジネススキルや業種別知識、経理・財務といった業務に役立つ内容などがアップロードされているほか、連合会から提供を受けた研修動画や、職員が自ら作成した研修動画のアップロードが可能。
 同システムと同時期には、支店・サテライト店にipad50台を導入した。
システムとタブレット端末の導入により、職員が距離的・時間的な制約を受けず研修を受講できることや集合研修の補完が可能。また、部下の育成ツールとしても活用が可能。
同JAの城取忍人事部長は「同JA管内が広域のため、研修に参加する際に距離的・時間的な制約も大きかった。集合研修と併せてシステムを活用することで、職員の能力開発・向上につなげたい」と話す。

写真=iPadを活用してeラーニングシステムで動画を視聴する職員(度会町のJA伊勢度会支店で)


全国カンキツ研究大会に向けて/三重県果樹振興議員連盟が産地視察

2022-08-25

【三重・伊勢】三重県議会議員でつくる三重県果樹振興議員連盟(西場信行会長)は18日、御浜町で研修会を開き、議員15名とJA伊勢、全農みえ、県・市町の職員らが参加した。
来年8月に三重県で開催される「第63回全国カンキツ研究大会」で視察を予定している園地の見学や生産者との意見交換を行った。
開会にあたり、JA伊勢の西村隆行組合長が「生産資材の高騰が続く中、多くの農家経営はひっ迫している。県の農業発展のためにお力添えを」と挨拶。同JAや全農みえ、県の紀南果樹研究室の職員からカンキツ生産の現状やカンキツ大会の概要を紹介した。
同町の園地では、ウェザーステーションの観測データと連動したスプリンクラーなどの省力高品質栽培技術などのスマート農業や、マルチシート被覆と点滴かん水設備の「マルドリ栽培」と呼ばれる高品質安定生産技術を視察。熊野市では、株式会社金山パイロットファームで大規模経営に合わせた園地や品種構成、大型機械やスマート農業の導入などを取り入れた園地を視察した。
意見交換会は産地の現状や今後の取り組みなどをテーマに行い、同JAの三重南紀みかん地域運営委員会の谷口剛委員長ら9名の生産者を代表するメンバーが出席した。高齢化等による生産者数の減少や荒廃園の増加などから生産量が減少し、産地の維持に多くの課題がある中で、三重南紀果樹産地構造改革計画を基に生産量の維持・拡大、高品質安定生産、農家所得の増大に向けて努力をしている現状を示した。また、園地転換事業の継続や優良園地の再生基盤整備、スマート農業技術の普及へ向けた通信環境の整備、生産資材等の高騰に対する支援など次世代へつなげていくための支援を訴えた。議員らは課題へ耳を傾け、同連盟の藤根正典議員が「品質・収量と担い手の確保は車の両輪。生産者のご意見を参考に、県議会で議論する。全国カンキツ研究大会を契機にこの産地を知ってもらい、カンキツ振興の大きな飛躍へ繋げたい」と話した。
トメ
写真=スマート農業設備を視察する議員ら

JA伊勢三重南紀地区管内/県内一番乗り/早場米稲刈り始まる

2022-07-28
JA伊勢三重南紀管内の紀宝町で、三重県内トップを切って盆前に出荷できる早場米「あきたこまち」の稲刈りが始まった。同町では早場米「あきたこまち」を取り扱う生産者2戸が合計1.25㌶で栽培し、収穫量は平年並みの約6㌧を見込んでいる。
 早場米生産農家の中西和益さん(75)は、同町にある田んぼ30㌃で昨年より2日早い28日に収穫作業を始めた。中西さんは妻のしづ子さん(78)が見守る中、田んぼの状態を確認した後、コンバインを操り黄金色の稲穂を刈り取っていった。
 中西さんは「梅雨が早く明けて、台風の襲来もなく順調に育った。一生懸命育ててきたので、無事に収穫を迎えられて嬉しい」と笑みを浮かべた。
収穫した米は「新米あきたこまち」として、熊野市有馬町の同JAファーマーズマーケット「ほほえみかん」をはじめ、JA購買店舗で8月5日から5㌔2300円で販売する予定。既に予約注文も行っており、中元などの贈答用として人気を集めている。
 同JA三重南紀経済センター営農企画指導グループの山田佳延グループ長は「田植え後、低温傾向にあり収穫の遅れが懸念されたが、梅雨明けが早く、生産者がしっかりと管理してくれたおかげで、昨年より早く収穫を迎えられた。品質にも期待している」と話した。
トメ
P=早場米の稲刈りを行う中西さん(7月28日 三重県紀宝町で)

TOPへ戻る