いせちゃんブログ
小学生が牛舎を見学/地元の伝統産業学ぶ
2022-10-24
大紀町立七保小学校の4年生12名は10月19日、大紀町野原にあるJA伊勢七保和牛部会の山口市郎さんの牛舎を訪れた。
同校では総合学習の授業の中で、地域の産業を学んでいる。同町の伝統産業である松阪牛の肥育について学ぶことが狙い。
当日、児童らから山口さんやJA伊勢の職員へ「牛はどれくらいいますか」「体重はどのくらいですか」など質問があり、児童らはこまめにメモをとるなどしていた。
児童は「大きい牛がたくさんいてびっくりした」と話した。
写真=松阪牛に触れる児童ら(大紀町野原の牛舎で)
同校では総合学習の授業の中で、地域の産業を学んでいる。同町の伝統産業である松阪牛の肥育について学ぶことが狙い。
当日、児童らから山口さんやJA伊勢の職員へ「牛はどれくらいいますか」「体重はどのくらいですか」など質問があり、児童らはこまめにメモをとるなどしていた。
児童は「大きい牛がたくさんいてびっくりした」と話した。
写真=松阪牛に触れる児童ら(大紀町野原の牛舎で)
玉城次郎柿出荷始まる/JA伊勢玉城柿部会/出来は上々
2022-10-17
JA伊勢玉城柿部会は、玉城町の同JA玉城選果場で17日から「次郎柿」の出荷が始まった。
出荷初日は品質や形状・大きさ別に分けて箱詰めし、約3トンを出荷した。
また、14日には同選果場で出荷に向けた目ぞろえ会を開いた。これは選果の規格を統一することが目的で、部会員約60人が参加した。
同部会では、市場との連携を強め、食べ頃の次郎柿を消費者に提供できるよう、選果基準を改め、より赤く色づいた柿の出荷を行っている。
今年産について同JA担当者は「適度に雨が降ったため順調に生育し、大玉傾向で品質は上々。食べ頃の次郎柿を消費者にお届けしたい」と期待する。
同部会では、部会員83人が約20㌶で次郎柿を栽培している。
出荷は11月下旬まで続き、名古屋・県内市場に約120トンを出荷する見込み。
トメ
写真=傷などを確認して選果を行う様子(JA伊勢玉城選果場で)
伊勢市代表ブランド「蓮台寺柿」をPR/天然記念物「蓮台寺柿」初出荷を市長に報告
2022-10-17
JA伊勢蓮台寺柿部会は11日、伊勢市役所を訪れ、同市の鈴木健一市長に、今月23日から始まった蓮台寺柿の出荷報告を行った。
当日は、同部会から松岡利和部会長ら5人の部会員が市役所を訪問。報告会では、松岡部会長から「高温多雨の影響を受け、若干果頂部に軟化が見られたが、食味は良い。例年通り糖度がのり、美味しい柿に仕上がっている」と、今年産の出来や今後について報告があると、鈴木市長は「『蓮台寺柿』は伊勢市を代表するブランドのひとつ。一人でも多くの消費者に味わってもらえるように、市としてもPR等を通して応援していきたい」と話した。
また当日は、蓮台寺柿を使用した干し柿「ひなたやけ」の加工を行う管内の身障者就労センターの管理者や利用者らも出席し、加工作業について市長に報告した。
蓮台寺柿は渋柿で、収穫後に脱渋してから出荷される。密封した脱渋庫に炭酸ガスを入れ一昼夜置くと、渋みが抜け、糖度が15度ほどになり、甘くなめらかな食感になる。
蓮台寺柿は、伊勢神宮のおひざもとである伊勢市勢田町で約350年前、から栽培され、市の天然記念物にも認定されている。「みえの伝統果実」や、県内の個性的でビジネス価値のある農林水産資源として「三重のバイオトレジャー」に選ばれるなど、市場や消費者からの評判は高い。
蓮台寺柿は東京都にある三重県のアンテナショップ「三重テラス」で販売が行われる他、伊勢市のふるさと応援寄付金の返礼品にも採用されている。
トメ
写真=出荷報告後の鈴木健一市長(後列右から3番目)と部会員(後列)、身障者就労センターの利用者ら(前列)
(伊勢市の伊勢市役所で)
出荷に向けて柿の生育を確認/肥大調査/JA伊勢玉城柿部会
2022-10-12
JA伊勢玉城柿部会は9月28日と10月6日の2日間、度会郡玉城町の柿園地で肥大調査を行った。
調査では、同JA担当者と三重県中央農業改良普及センターの担当者が、同町の8カ所の柿園地を回り生育状況を確認。ノギスを使って果実の直径を測定した。
同JA担当者は「適度に雨が降ったため生育は順調。大玉傾向で品質は上々。生産者らには10月中旬から始まる収穫に向け、引き続き管理を続けてほしい」と話す。
同JA管内では83人の部会員が約20ヘクタールの面積で柿を栽培している。
トメ
写真=果実の直径を測定する同JA担当者(度会郡玉城町の柿園地で)
冬の味覚が早くも登場/特産マルゴみかん初出荷/期間限定「極早生」ミカン
2022-10-12
JA伊勢マルゴ柑橘部は12日、南伊勢町の南勢撰果場で、「マルゴみかん」のブランド名で親しまれる温州ミカンの出荷を行った。
初出荷となるこの日は、
前日に生産者がコンテナで撰果場に運び込んだ極早生の「マルゴみかん」5トンを、選果機と人の手で品質や形状別に分けて箱詰めし、マルゴみかんとして、県内市場に出荷した。
今年産について、JA伊勢の担当者は「適度に雨が降ったこともあり、糖度と酸味のバランスも良く、食べやすいミカンに仕上がっている」と話す。
今年度出荷する温州ミカンは合計で約500トンの見込み。今後、11月下旬から12月中旬をピークに、県内市場に出荷される。
JA伊勢マルゴ柑橘部は、現在88人が約40ヘクタールで温州ミカンやセミノールなどの柑橘類を栽培。「マルゴみかん」は南伊勢町だけでなく、三重県内でも知名度が高い。
トメ
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写真=人の目と機械の目で選果されていく温州ミカン(南伊勢町の南勢撰果場にて)