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いせちゃんブログ

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三重の農業を支える多彩な農業者

2022-01-01

福田大輔さん・直美さん夫妻
 「『年中みかんのとれるまち』で夫婦で力を合わせて栽培」

 温暖な気候に恵まれた御浜町は、年間を通してさまざまなかんきつ類の栽培が盛んな地域。福田大輔さん(42)、直美さん(44)夫妻も同町で温州ミカンをはじめ約10種類のかんきつ類を約2㌶の面積で栽培し、JA伊勢ファーマーズマーケット「ほほえみかん」などへ出荷している。
 大輔さんは横浜市出身。三重県に移住した元同僚を訪ねた際に足を伸ばした同町で、「年中みかんのとれるまち」というキャッチフレーズを見て心が躍った。やがて直美さんと長男を連れて同町に移住し、農業のアルバイトや2年に及ぶ新規就農者の研修制度で栽培技術を取得後、独立して3年目を迎えた。現在は、主に栽培管理を行い、作業効率を上げるため、樹間を空ける等の園地の整備に力を注いでいる。「作業が思うように進まないと心が折れてしまうので、園地整備は農業を長く続けるために大切なこと」と話す。
 直美さんは同JAファーマーズマーケット「ほほえみかん」へ出荷を行う。「まずはお客さんに手に取って貰えるように」と、目を引くよう大輔さんの似顔絵入りのオリジナルのラベルを貼り、綺麗に箱へ詰める。また、店舗スタッフと売れ行きが良いミカンの袋詰め量や価格帯を相談するなど、コミュニケーションをかかさない。商品を切らさないように売り場を一日に何度も訪れることもある。直美さんは「収穫してすぐの状態で出荷できるよう徹底している。これからも2人で協力して、新鮮で美味しいミカンをたくさんの人に届けたい」と意気込む。
 昨年からは新たに、2月から収穫できる「デコポン」や、後に続く「カラマンダリン」など中晩かんの園地も借り、もうすぐ初収穫を迎える。(伊勢)

トメ
P=デコポンに果実袋をかける大輔さんと直美さん
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ジューシーでまろやかなマイヤーレモン/JA統一選果場選果ピーク

2021-12-28

JA伊勢三重南紀地区管内でマイヤーレモンの収穫が最盛期を迎えた。御浜町の同JA統一柑橘(かんきつ)選果場は出荷ピークを迎えている。12月上旬から選果が始まり1月中旬まで県内や中京、関西、関東方面に出荷する。出荷量は初めて100トンを超え、約105トンの見込みだ。
 マイヤーレモンはオレンジとレモンの交配種で、一般的なレモンに比べて少し大きく、熟すとオレンジがかった濃い黄色になる。果汁が多く、こくがあり、マイルドな食味が特徴。酎ハイや製菓への需要が高まっている。
他のかんきつに比べて鳥獣被害が受けにくいことから、同地区では山間部を中心にマイヤーレモンへの転換が進んでいる。生産者も増え、同JA三重南紀レモン部会は約40人が所属する。
2021年産は夏場の悪天候の影響が懸念されたが、生産者の努力で仕上がりは順調という。
 同JA営農柑橘グループの松島和弘グループ長は「ついに100ンを越え、販売が全国に拡大した。青果販売と平行し、酎ハイやドライフルーツなどの加工品販売でマイヤーレモンの魅力を消費者へ届けたい」と意気込みを語る。
トメ
P=マイヤーレモンを選果する作業員
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伊勢の伝統野菜「あさま小菜」/出来上々

2021-12-21

JA伊勢管内の伊勢市四郷地区にある東原喜美代さんのほ場で、浅漬けの材料として栽培されている伝統野菜「あさま小菜」の収穫がピークを迎えている。
「あさま小菜」は、朝熊山の麓にある伊勢市四郷地区(伊勢市楠部町、伊勢市一宇田町、伊勢市朝熊町)で、古くから栽培されている。同地区は市内でも比較的冷涼な気候で、厳しい寒さと霜が降りるため、柔らかく風味が良い「あさま小菜」が栽培される。
「あさま小菜」はアブラナ科野菜の一つで、シャキシャキとした食感が特徴。
今年度産は暖冬の影響もあり、生育は順調。11月下旬頃からは霜が降りたため、シャキシャキとしたあさま小菜に仕上がっている。味や香りは、抜群に仕上がっている。
「あさま小菜」の漬物は、ご飯や雑煮のお供などとして、同地区の伝統食として親しまれている。
生産者の東原喜美代さんは「毎年、あさま小菜を楽しみに待ってくれている人も多い。ご飯に良く合うので、食べたことがない人も食べてほしい」と話す。
同JA管内では現在、9戸の生産者が約43アールで栽培。2月下旬頃までに、約2,000㎏を県内市場などへ出荷する予定。
 


写真=「あさま小菜」を収穫する東原さん(伊勢市朝熊町にて)


農産物集めて審査/生産意欲向上に/第17回鳥羽志摩地域農産物品評会を開催

2021-12-21

鳥羽志摩農業協議会とJA伊勢は12月18日、「第17回鳥羽志摩地域農産物品評会」を開いた。
 同品評会は、生産者の生産意欲の向上や農産物の品質向上を目的に毎年開催しており、今年で17回目を迎える。
品評会には、54人の生産者から128点の農産物の応募があり、ハクサイやキャベツ、カリフラワー、ネギ、イチゴ、干し芋「きんこ」などの農産物が審査会場に並んだ。
審査は、三重県伊勢志摩地域農業改良普及センターをはじめ、鳥羽市や志摩市、同JAの職員が、農産物の形や色、品質などについて審査を行った。
18日には、鳥羽市の農水産物直売所「鳥羽マルシェ」で表彰式を行い、受賞者らへ表彰状を手渡した。
審査員長を務めた後藤忠司三重県伊勢志摩地域農業改良普及センター長は「今年は豪雨や高温など気候の変化が激しかったが、それらに負けない高品質な農産物が多かった」と話す。
 審査後には出品農作物の即売会を行い、地元生産者らが丹念に育てた農産物を手に取る来場者らが多くみられた。
受賞した生産者は以下の通り。カッコ内は出品品目。
▽志摩市長賞=稲葉美智子(ニンジン)▽鳥羽市長賞=羽柴聡(ミニトマト)▽三重県伊勢農林水産事務所長賞=谷崎充(カリフラワー)▽三重県伊勢志摩地域農業改良普及センター長賞=中井敏明(白ネギ)▽三重県農業協同組合中央会長賞=西岡与志生(キャベツ)▽全国農業協同組合連合会三重県本部長賞=石野長正(千両)▽鳥羽市農業委員会長賞=世古比登美(カボチャ)▽志摩市農業委員会長賞=村田憲楠(シイタケ)▽伊勢農業協同組合代表理事組合長賞=池田やよゑ(きんこ)▽鳥羽志摩農業協議会長賞=仲村菜々(ジャガイモ)
トメ

写真=受賞した生産者(前列)と来賓の皆さん(後列)

駅構内で農産物を販売/新たな販路拡大へ

2021-12-21

JA伊勢は12月4日から、伊勢市の近鉄宇治山田駅の1階空きスペースで、同JA管内で栽培された農産物の販売を始めた。
 農産物を駅構内で販売してもらうことで、駅利用客らに気軽に農産物を手に取ってもらいやすくする。
10日には同JAの職員が販売スペースを訪れ、管内産のイチゴやキャベツ、サツマイモなど旬の農産物6品目を納品した。
同JAでは今後、果実や野菜の旬に応じて、6~7品目程度を納品していく。
同JAの担当者は「管内農産物が駅構内で販売されることで、駅の利用者らに気軽に農産物を手にとってもらえれば。新たな販路拡大につなげたい」と話した。

トメ
写真=駅構内の販売スペースに陳列された農産物など(伊勢市の近鉄宇治山田駅で)
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