JA伊勢(金融機関コード:6731)
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地域の子どもら田植え学ぶ/米は神嘗祭に奉納/神宮奉仕会青年部・JA伊勢

伊勢神宮奉仕会青年部とJA伊勢は共催で4月29日、伊勢市の中居弘和さんが管理する水田で、神宮の神嘗祭に奉納する米「コシヒカリ」の田植えを行った。同取り組みは今年度で35年目。
同青年部は、20年に1度の神宮式年遷宮に伴う民俗行事のお木曳き行事、お白石持ち行事の伝統継承を目的に活動している。
当日は、地域の子どもたちに郷土や自然の恵み、食のありがたさを学んでもらおうと、同会青年部が参加を呼び掛け、市内のガールスカウトなどの児童と保護者ら合わせて約120名が参加。同JAの職員が田植え指導を行い、参加者らは手で一本ずつ丁寧に苗を植えた。
JAの担当者は「地域の伝統継承に協力できて誇りに思う」と話す。
今回植えた米は8月に刈り取り、10月に行われる神宮の神嘗祭に奉納する。
 
 
写真=稲を植える参加者ら(伊勢市内の水田で)