マイヤーレモンのドライフルーツを新発売/観光客の需要も期待
JA伊勢は管内産マイヤーレモンを使用した「マイヤーレモン ドライフルーツ」を開発し、4月から販売をはじめた。地元住民だけでなく、観光客の需要も期待する。
同JAではこれまで加工品の商品化に向けた検討を行う「加工品検討委員会」を立ち上げ、味やパッケージ、価格などを検討してきた。
同商品はマイヤーレモンを皮ごと輪切りにして低温加工でシロップ漬けにした後に乾燥させることで、しっとりとした食感に仕上げた。味わいにもこだわり、優しい甘さと皮のほのかな苦みが感じられるよう工夫している。
パッケージには、商品イメージ写真を載せることでわかりやすくした。また、黄色いレモンの後ろに熊野灘をイメージした海のイラストを入れることで、爽やかな色合いになるようにした。
同JA直販課の加工品担当者は「同商品は持ち歩きに便利で、いつでも手軽に食べることができるのが魅力。疲れた時のエネルギー補給にも最適なので、ぜひたくさんの人に手に取ってほしい」と話す。
内容量は30gで1袋270円(税込)。(有)鳥羽マルシェ等で販売するほか、同JAのグリーンコープや直販課でも注文を受け付けている。
写真=ドライフルーツをPRする同JAの職員(5月15日、度会郡度会町の同JA本店にて)