JA伊勢(金融機関コード:6731)
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適期定植で需要に対応/イチゴの花芽検査を実施

JA伊勢は9月、同JA玉城・度会農機センター内の営農施設で、イチゴの花芽検査を実施している。検査は顕微鏡を使って花芽の状態を観察することで、定植時期を予測するために行うもの。
 初日となる12日には、同JAの職員と伊勢志摩地域農業改良普及センター職員が、同JAいちご部会の部会員らが持ち込んだ67件の検体の花芽の状態を観察した。顕微鏡を使って、葉を一枚ずつめくりながら葉数と花芽の分化の進みを確認したほか、苗や葉の大きさなどを計測した。
 同JAの担当職員は「検査は定植時期を予測するのに大切な作業。適期に定植を行うことで、クリスマスなど需要に対応できるようにしたい」と話す。
 同JA管内では、「かおり野」や「章姫」、「レッドパール」などが栽培される。
 
 
写真=顕微鏡を使って花芽の状態を検査する伊勢志摩地域農業改良普及センターの職員㊧と、苗の大きさを計測するJA伊勢の職員(12日、同JA玉城農機センター内の営農施設で)