JA伊勢(金融機関コード:6731)
文字サイズ
サイト内検索

柿オーナークラブ/WEB受付で応募数増加

玉城町蚊野地区で柿を栽培する生産者は次郎柿のオーナー制度に取り組み、今年で34年目を迎える。文書やJA伊勢の広報誌でオーナーを募集し、今年からWEBでの申し込みを受け付けたところ、直近7年間で最も多い141口の応募口数となった。
 柿オーナークラブは、生産者とオーナーの交流や生産者の作業労力軽減を目的に平成3年から取り組んでおり、今年度で34年目を迎える。次郎柿の樹1本を1口とし、オーナーは申し込んだ樹の柿を全て収穫できる。収穫に来ることができない場合は、郵送等で次郎柿20㎏をお届けする。現在は4名の部会員が園主となり、同JAの管内外からオーナーを募っている。
申し込みはハガキや電話により受け付けている。リピーターも多く取組みは好評であったが、コロナ禍を期にオーナー応募者が年々減少していた。
そこでJA伊勢と連携し、従来のハガキやFAXによる申し込み受付に加え、今年からWEBによる受付を始めた。応募フォームは同JAの職員が内製した。
また、これまで広報誌等でしか周知を行っていなかったが、今年度は同JAの公式LINEでも周知したことで新規の申し込みも多く、応募口数は141口となり、直近7年間では最も多い応募数となった。
同部会では10月29日から玉城町の柿園地で収穫体験の受け入れを始め、管内外から訪れたオーナーらは一つひとつ丁寧に次郎柿を収穫していた。
 
 
写真=柿を収穫するオーナー(1日、玉城町の柿園地で)