JA伊勢(金融機関コード:6731)
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おでん大根/出荷ピーク/品質は上々

JA伊勢では「おでん大根」の出荷がピークを迎えている。おでん大根は平成27年より管内で栽培されているダイコンの品種で、果肉が柔らかいため味が染み込みやすく、おでんによく合うことから「おでん大根」と呼ばれ親しまれている。
12日には伊勢市の株式会社伊勢ファームのほ場約20アールで収穫が行われた。今年は播種時期の雨が少なく心配されたが、10月、11月に適度な雨が降ったことから順調に生育が進み、品質は上々。
同社の代表の森北忠儀さんは「今年も美味しいおでん大根を出荷できる。おでんはもちろんブリ大根や煮付けにすると最高に美味しいので、食べたことのない方も、ぜひ一度味わってみてほしい」と話す。
同JA管内では18軒の生産者が約830アールの面積でおでん大根を栽培している。
 今年度は約300トンを、1月中旬頃までに愛知や大阪、県内市場に出荷する見込み。
 
 
写真=おでん大根を収穫する森北さん㊥と従業員ら(12日、伊勢市西豊浜町の同社のほ場で)