JA伊勢(金融機関コード:6731)
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JA伊勢オリジナル精米「伊勢ごころ」の値上げについて

 日頃はJA伊勢をご利用いただきありがとうございます。
 この度、JA伊勢管内産(三重県産)コシヒカリを100%使用した当JAオリジナル精米「伊勢ごころ」につきまして、令和7年5月1日(木)から値上げさせていただくことになりました。
 組合員・利用者の皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

(値上げ後の価格)
 「伊勢ごころ」10㎏ 7,223円(本体価格) (税込7,800円)
 「伊勢ごころ」 5㎏ 3,704円(本体価格) (税込4,000円)
  ※無洗米も同じ価格となります。

 ■ご注文・お問い合わせは
  経済部 直販課 ☎0596-62-1770

 

ドローンによる湛水直播の普及へ/水稲の直播試験

JA伊勢は4月14日、玉城町のほ場でドローンによる水稲の湛水直播試験を行った。湛水直播栽培は育苗や移植作業にかかるコストや手間が省けるため、規模拡大や人手不足の解消が期待できる。

今回の試験では、コーティング剤リゾケアを施した種もみを播いた。種もみが適度な重さになることで土中にしっかりと入り込み、湛水しても浮き上がる心配がない。酸素剤や病害虫防除効果のある薬剤を組み合わせているため、発芽不良や病害虫の発生も予防できる。

 当日は、同JAの職員がほ場約30アールにドローンを使って種もみ約10㎏の湛水直播を行った。

 担当者は「直播等の多様な水稲栽培を普及することで、担い手生産者の経営改善に寄与したい」と話す。

 今後は生育や病害虫の発生状況等を観察しながら、適正な栽培管理に努める。生育が順調に進み、収量が確保できれば、ドローンによる湛水直播の普及に取り組んでいく。

 

写真=ドローンによる湛水直播試験を行う同JAの職員㊨(14日、玉城町のほ場で)

県内トップを切って/紀宝町で田植え開始

JA伊勢管内の紀宝町大里地区で25日、水稲生産者の中西和益さん(77)が田植えを始めた。中西さんはこの日、約30アールに、ハウスで育てた「なついろ」の苗を機械で植え付けた。同町では2戸の生産者が温暖な気候を生かして米の早期出荷に取り組んでいる。
同町の2戸の生産者はこれまで、早場米「あきたこまち」を作付けしていた。令和7年産米からは多収品種である「なついろ」を作付けする。同品種は三重県が開発した品種で、高温登熟性に優れた早生品種で、いもち病への抵抗性も強いことから、収量の増大が期待される。
中西さんは「鳥害に遭い収穫量が減った年もあった。美味しいお米を提供できるよう、今年も頑張って管理していく」と話した。
同JA営農企画指導グループの濱口修好副グループ長は「収穫期まで台風や自然災害などの被害がなく、順調に生育が進むことを願う」と話す。
 
 
 
写真=「なついろ」を植え付ける中西さん

卒業シーズンを迎え ガーベラ出荷最盛期

卒業シーズンとなり、JA伊勢ではガーベラの出荷が最盛期を迎えている。JA伊勢管内の伊勢市は温暖な気候と、清流宮川・五十鈴川の水に恵まれていることから、花卉の栽培が盛んな地域で、ガーベラ栽培にも力を入れている。3月は卒業シーズンであることから1年の中でも特に出荷量が多い。
 17日には、伊勢市のガーベラ生産者の杉浦健三さんのほ場で収穫が行われ、一本一本丁寧に収穫作業を行っていた。
杉浦さんは「ガーベラは色や品種が多く、華やかで目を楽しませてくれるのが魅力。卒業シーズンにはプレゼントとしても特に喜ばれるので、ガーベラで思い出を彩ってほしい」と話した。
 JA伊勢洋花部会では部会員5名がガーベラを栽培している。今年度は42品種を栽培し、大阪、名古屋、京都、県内市場へ約260万本を出荷する見込み。
 
 
 
写真=ガーベラを収穫する杉浦さん(17日、伊勢市植山町のほ場で)

「みどり認定」で持続可能な米作りへ 伊勢農業協同組合鳥羽志摩特別栽培米コシヒカリ部会

伊勢農業協同組合鳥羽志摩特別栽培米コシヒカリ部会は2月下旬、みどりの食料システム法に基づき、環境負荷の低減と持続可能な農業に取り組む農業者等を支援する「みどり認定」を受けた。同JAの生産部会が同認定を受けるのは今回が初めて。
同部会は平成18年から、農林水産省が定めた特別栽培ガイドラインに沿って、オリジナルブランド米「珠光(たまひかり)」を栽培する。
令和7年からは部会員が1名加入し、現在は13名が栽培に取り組んでいる。
栽培では、地元産の堆肥施用と有機質肥料を活用して化学肥料(窒素成分)を県の慣行基準より50%削減し、節減対象農薬も50%以下まで抑えている。
安全性にこだわって栽培された「珠光」は、志摩市の優れた地域資源を認定する「志摩ブランド」にも認定されている。
今後、同部会では土壌分析に基づいた堆肥施用による土づくりを継続し、化学農薬の使用を低減して持続可能な農業を推進していく。
 認定を受け、前田俊基部会長は「認定を受けたことで、人にも環境にも優しい栽培に取り組んでいることが認められた。今後も地域を代表するブランド米をとしての誇りを持って栽培に取り組んでいきたい」と話した。
 
 
写真=認定証を見せる前田部会長(14日、志摩市阿児町にて)

みらいマルシェ開催 会員同士の交流・情報交換の機会に

JA伊勢ファンクラブみらいは1日、同JA本店敷地内で「みらいマルシェ」を開いた。同会の会員同士の交流や情報交換を目的に、会員のグループ活動の出店をはじめ、キッチンカーやワークショップ体験ブースなど29軒が出店した。同会全体でのイベントは、発足後初めて。
イベントの周知は、同JAが管理する同会の公式LINEのほか、日刊紙や地元ケーブルテレビ等で放映。当日は、管内の同会の会員や地域住民ら約750名が来場した。
また、同日に「ひな祭りケーキ作り」体験も開き、管内の親子60組158名が管内産イチゴ「かおり野」を使って思い思いにケーキをデコレーションした。
同JAでは令和4年4月、性別や年齢などの加入制限を設けず、誰もが気軽に参加・参画できるグループを発足するため、従来の女性部を発展的解消した。女性部の会員は997名であったが、現在は会員が3,035名に増加している。
同JAくらしの活動推進課の担当者は「当日はたくさんの来場者にお越しいただいた。今後も同様のイベントを開き、会員の交流の場を作ることで、活性化を図りたい」と話した。
今回のイベントを受け、同課では、同様のイベントの企画を予定している。
 
 
写真=来場者でにぎわうブース(1日、度会町のJA伊勢本店敷地内で)
 

住宅ローン 変動金利の基準金利見直しのお知らせ

住宅ローン変動金利の基準金利見直しのお知らせ

三重南紀産中晩かん/「せとか」「不知火」タイ王国へ

JA伊勢三重南紀経済センター営農柑橘グループは25日、御浜町の統一選果場で、タイ王国へ輸出する中晩かんの輸出に向けた輸出検査と出荷作業を行った。輸出したのは同JA管内にある御浜町と紀宝町で収穫した「不知火」約3トン、「ハウスせとか」4.4トンを、選果選別して高品質の果実を揃えた。
検査では、県やJA職員の立ち合いのもと、農林水産省の植物防疫検査官2名が無作為に選んだ果実約600個を一つ一つ手に取り、病害虫や傷がないかを入念に確認した。
合格した「不知火」330ケース(1ケース9㎏)と「せとか」880ケース(1ケース5㎏)は、取引商社3社に引き渡した後、航路と海路でタイへ輸送される。
販売単価は国内での相場の2倍から3倍を見込む。富裕層をターゲットに、大手百貨店や大型小売店で販売される。
JA営農柑橘グループの古芝正樹副グループ長は「夏の干ばつや寒さが厳しかったので生育に遅れが見られたが、輸出を例年より1週間程度遅らせることで味、品質ともに良い果実に仕上がった。タイの皆さんにも美味しい不知火とせとかをぜひ召し上がっていただきたい」と話した。

P=輸出前に「せとか」を入念に検査する検査官

集まった食品等を寄付/フードドライブ

JA伊勢は2月13日、伊勢市の社会福祉協議会を訪問し、フードドライブで集まった食品や飲料等を寄付した。
フードドライブは10月1日から12月13日までの間、同JAの本店および全支店・一般店の43カ所で取組んだ。今年度から食品や飲料だけでなく、紙オムツの受け付けも始めた。
組合員や地域住民、JA伊勢ファンクラブみらいの会員、同JA役職員を対象に、広報誌「あんさんぶる」やホームページ、SNS、などで周知し、取組みへの参加を呼び掛けた。
集まった食品や飲料等は567点(内、紙オムツは35点)と米は213㎏。同JA管内5市7町の社会福祉協議会へそれぞれ寄付した。
当日は同JAの西村隆行代表理事組合長をはじめ、担当職員らが伊勢市社会福祉協議会を訪問し、宮崎吉博会長へ集まった食品や飲料等を寄付した。
同JAの担当者は「取り組みは今年度で3年目。一人一品持ち寄るだけでも大きな力になるので、今後も活動を続け、利用者らに参加を呼び掛けていきたい」と話す。
 
 
 
写真=西村組合長から宮崎会長に食品を寄付する様子(伊勢市八日市場の伊勢市福祉健康センターで)

出荷順調/「三重なばな」出荷ピーク

JA伊勢では2月上旬、「三重なばな」の出荷が最盛期を迎えた。
 5日には、同JA玉城集出荷場で、同JA職員らが出荷された「三重なばな」が規格に沿っているか等を丁寧に確認していた。
 今年度産について、同JA担当者は「夏の高温と台風の影響で播種が遅れたが、順調に生育した。現在は例年並みの量を出荷できている」と話す。
同JAでは、組合員41人が約2.2㌶で「三重なばな」を栽培し、出荷している。出荷は3月下旬頃まで続き、県内や名古屋の市場へ約6万袋を出荷する見込みだ。
 
 
トメ
写真=「三重なばな」の検品作業を行う同JA職員(5日、度会郡玉城町の同JA玉城集出荷場で)