JA伊勢は6月下旬、同JAの4支店で秋冬野菜を対象とした栽培説明会を開き、4日間で合わせて44名が参加した。就農者を増やし、地域の農地保全につなげることが目的。定年退職者や主婦等に参加を呼びかけている。
品目は、同JAから市場出荷を行っているブロッコリーやナバナ、おでん大根など。販売単価が安定していることに加え、生産資材をJAで一括購入していることから生産コストを抑えられる。
説明会では、同JA職員から品種や栽培管理や病害虫対策について説明したほか、それぞれの品目収量や販売単価などの経営面のメリットを説明。誰でも安心して栽培を始められることをアピールした。
また、栽培を始めた方には、同JAの営農指導員が定期的にほ場に出向いて、栽培を指導する。ニーズに沿ったきめ細やかな指導が可能だ。
同JAの担当者は「収入が得られると実感できれば、農業を継続してもらえる。就農者を増やすことで、耕作放棄地を少しでも減らし、地域の農地保全につなげたい。まずは気軽に農業を楽しんでほしい」と話す。
同JAでは、今年度年金口座を開設している利用者を対象に、同様の説明会を開く予定。
写真=同JAの職員㊧から説明を受ける参加者ら(22日、伊勢市の同JA伊勢中央支店で)
「えびすかぼちゃ」目ぞろえ会開催/高品質出荷で信頼される産地へ
JA伊勢振興野菜部会は6月29日、JA伊勢玉城集出荷場で「えびすかぼちゃ」の目ぞろえ会を開いた。出荷は7月6日から始まる。
当日は、JA全農みえの担当者や伊勢志摩地域農業改良普及センターの担当者が市況や生育状況などについての説明をした後、カボチャを手に取り、出荷規格や品位基準などの確認をした。
同JAの担当者は「病害虫防除や日焼け対策などをしっかり行っていただいたおかげで高品質のカボチャを出荷することができる」と話す。
同部会では、伊勢市と玉城町の農家29戸が約5・5ヘクタールで「えびすかぼちゃ」を栽培。今年産は県内や大阪市場へ約110トンを出荷する見込みだ。
トメ
写真=「えびすかぼちゃ」の出荷規格を確認する部会員ら(29日、玉城町のJA伊勢玉城集出荷場で)
七保牛について学ぼう/大紀町立七保小学校
JA伊勢は6月22日、大紀町立七保小学校で七保牛についての出前授業を行った。これは同校の総合授業の一環で、児童らに地域の伝統産業である七保牛の肥育について学んでもらうことが目的。同校の3・4年生合わせて13名が参加した。
当日は同JA職員が七保牛の肥育や特徴、出荷などについて説明したほか、子牛のせりの仕組みや出荷される牛の特徴についてクイズを出した。また児童らは、同JA職員が用意した七保牛の焼き肉を食べ、楽しみながら学んだ。
参加した児童は「七保牛についてたくさん知ることができた。また七保牛を食べたい」と話した。
説明にあたった同JAの職員は「七保牛の肥育から出荷までの過程を学び、肥育管理の大変さなどを知ってもらうことで、食のありがたみや命の大切さを知ってほしい」と話す。
写真=同JA職員㊨から説明を受ける児童ら(22日、大紀町の大紀町立七保小学校で)
第38回通常総代会の開催結果報告について
第38回通常総代会の開催結果について
本組合「第38回通常総代会」の開催結果について、以下の通り報告いたします。
1.開催日時・場所 令和8年6月25日(木)13時30分
三重県営サンアリーナ(サブアリーナ会場)
2.出席総代(総代定数800名)
本人出席総代 243名
書面議決出席総代 489名
代理人出席総代 0名
合計 732名
3.総代会提出議案
■全議案原案どおり可決決定されました。
農機展示会/セルフメンテナンス講習会も開催
JA伊勢は6月11日と12日の2日間、同JA伊勢農機整備センターで「農機展示会」を開いた。
展示会では農作業の性能に優れた安全性の高い農機具などを会場に展示し、同JAの職員やメーカー担当者が来場者に使用方法などを説明した。
また、利用者らに普段使用している農機具のメンテナンス方法を知ってもらおうと「セルフメンテナンス講習会」も開いた。
今年度からはスクリーンにビデオを投影し、参加者らは草刈り機のメンテナンスについて視聴した。
同JAの担当者は「展示会で最新農機の紹介をするだけでなく、セルフメンテナンス講習会を開くことで、安全性の向上と生産者の修理・整備費用負担軽減につながれば」と話す。
同JAは地域の農業支援のため、農機具のレンタル事業や中古農機の販売・買取にも力を入れている。
トメ
写真=メンテナンス方法の説明動画を視聴する参加者ら(11日、伊勢市植山町の伊勢農機整備センターで)
真珠のような透明感/消費者にお届け/「五ヶ所小梅」出荷スタート
11日、南伊勢町にあるJA伊勢南勢撰果場で「五ヶ所小梅」の出荷が始まった。出荷は5月末まで続く予定で、約18㌧を出荷する見込み。
出荷された「五ヶ所小梅」は、JA全農みえが運営するインターネットショッピングサイト「JAタウン」での販売や、県内の量販店で販売され、消費者の手元へ届く。また、南伊勢町のふるさと納税の返礼品にもなっている。
「五ヶ所小梅」は、真珠のような透明感がある果色が珍重され、「真珠小梅」とも呼ばれる。種が小さいため果肉が厚く、実も柔らかい。果肉が傷まないよう、収穫から選別は全て手作業で慎重に行う。
三重の伝統果実に登録されているほか、2010年度には県内の個性的でビジネス価値のある農林水産資源として「三重のバイオトレジャー」に選定された。
JA伊勢梅部会の中西博道部会長は「今年度産は天候に恵まれ品質も良い。ぜひ、たくさんの方に五ヶ所小梅を食べてほしい」と話す。
同JA管内では、部会員30戸が約2.8㌶の面積で「五ヶ所小梅」を栽培している。
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写真=「五ヶ所小梅」選果作業の様子(11日、JA伊勢南勢撰果場で)