令和7年度 水稲共同防除 散布日程について
※天候不順等の理由により、中止となった場合は順延いたします。
JA伊勢金融共済Instagramの「偽アカウント」にご注意ください
当JAが運用しておりますInstagram(インスタグラム)アカウント「JA伊勢(金融共済)【公式】jaise_time」につきまして、偽アカウントが確認されました。
また、「偽アカウントをフォロー後にDM(ダイレクトメッセージ)が届く」「LINEグループへの登録を誘導される」といった事例も確認しており、当JAでは現在、Instagram運営へ報告・通報を行っております。
今回確認された偽アカウントは、当JAとは一切関係ございません。
また、当JAが運用するInsragramでは、フォロー後にDMをお送りすることは原則ございません。また、DMでLINEグループへの登録を誘導することも一切ございませんので、このような事例を確認された際は、返信なさらないようよろしくお願い申し上げます。
不審なアカウントからフォロー申請等があった場合はフォロー等は行わず、ブロックまたは運営への報告・通報等をお願いいたします。
第37回通常総代会資料「注記表」を掲載しました
令和6年度事業報告の「注記表」については、法令及び定款第38条第5項の規定に基づき、下記に掲載しています。
青ねぎで高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を活用した実証試験/高温期の品質の向上と収量確保へ
JA伊勢の子会社、(株)あぐりん伊勢は、高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を活用した青ねぎの実証試験に取り組んでいる。同JA管内は青ねぎの産地として知られ、県内や関西の市場を中心に年間約500トンの出荷を行っている。しかし、近年の気候変動により、夏場の生育不良や葉先枯れ等が見られ、高温対策が産地全体の課題となっていることから、試験では高温期の品質向上と収量の確保を図ることが目的。
「宙炭」は株式会社TOWINGの開発した高機能バイオ炭。バイオ炭に土壌微生物群を定着させることで、土壌への炭素貯留や土壌改善効果が見込まれる。土壌の多孔質構造の形成促進は保水性や肥沃度の向上につながるため、猛暑や湿害、病害等に強くなり、品質向上や収量の増加が期待できる。
また、昨年度の厳寒期にも同資材を活用した試験を行っており、慣行区に比べて28%収量が増加するなど効果が見られた。
20日には、メーカー担当者立会いのもと、伊勢市にある青ねぎの約20アールのほ場で宙炭を散布した。ほ場を3区画に分けて、慣行区と資材施用割合を変えた区での費用対効果を比較検証する。
今後は6月上旬に定植し、8月頃に収穫を行う。少ない施用量でも同等の効果が得られれば、コスト面でも取り入れやすく、同JAでも普及につなげたい考えだ。
(株)あぐりん伊勢の澤山和人農産部長は「一年で最も収量の確保が難しい夏場の対策としての効果が期待できれば、部会全体に普及していきたい。生産者の所得向上につながれば」と話す。
写真=宙炭の散布を行う同社の社員ら(20日、伊勢市小俣町のほ場で)
マイヤーレモンのドライフルーツを新発売/観光客の需要も期待
JA伊勢は管内産マイヤーレモンを使用した「マイヤーレモン ドライフルーツ」を開発し、4月から販売をはじめた。地元住民だけでなく、観光客の需要も期待する。
同JAではこれまで加工品の商品化に向けた検討を行う「加工品検討委員会」を立ち上げ、味やパッケージ、価格などを検討してきた。
同商品はマイヤーレモンを皮ごと輪切りにして低温加工でシロップ漬けにした後に乾燥させることで、しっとりとした食感に仕上げた。味わいにもこだわり、優しい甘さと皮のほのかな苦みが感じられるよう工夫している。
パッケージには、商品イメージ写真を載せることでわかりやすくした。また、黄色いレモンの後ろに熊野灘をイメージした海のイラストを入れることで、爽やかな色合いになるようにした。
同JA直販課の加工品担当者は「同商品は持ち歩きに便利で、いつでも手軽に食べることができるのが魅力。疲れた時のエネルギー補給にも最適なので、ぜひたくさんの人に手に取ってほしい」と話す。
内容量は30gで1袋270円(税込)。(有)鳥羽マルシェ等で販売するほか、同JAのグリーンコープや直販課でも注文を受け付けている。
写真=ドライフルーツをPRする同JAの職員(5月15日、度会郡度会町の同JA本店にて)
適正な摘蕾作業で品質向上・大玉生産へ/次郎柿の摘蕾講習会を開く
JA伊勢玉城柿部会は15日、玉城町内2カ所の園地で次郎柿の摘蕾講習会を開き、合わせて22人が参加した。摘蕾作業は、蕾を適正な数に間引き、残した蕾に養分を集中させることで、果実肥大の促進と品質の向上を目的としている。
講習会では、三重県中央農業改良普及センターの担当者から摘蕾作業の基本についての再確認や、効果・時期などの説明があったほか、実際に園地を回って蕾の付き具合等を確認し、作業を行った。
同JA担当者は「摘蕾作業は、果樹栽培において不可欠な作業。今回の講習会で基本を再確認し、摘蕾・摘果作業を適正に行うことで、さらなる品質の向上につながっていけば」と期待する。
次郎柿は、大きな四角形で、シャキシャキとした歯ごたえが特徴の甘柿。同JA管内では、部会員70人が約23㌶で栽培し、中京および県内市場に出荷している。
写真=三重県中央農業改良普及センターの職員㊧から、摘蕾作業について説明を受ける生産者ら(15日、度会郡玉城町の柿園地で)
真珠のような透明感/消費者にお届け/「五ヶ所小梅」出荷スタート
11日、南伊勢町にあるJA伊勢南勢撰果場で「五ヶ所小梅」の出荷が始まった。出荷は5月末まで続く予定で、約17㌧を出荷する見込み。
出荷された「五ヶ所小梅」は、JA全農みえが運営するインターネットショッピングサイト「JAタウン」での販売や、県内の量販店で販売され、消費者の手元へ届く。また、南伊勢町のふるさと納税の返礼品にもなっている。
「五ヶ所小梅」は、真珠のような透明感がある果色が珍重され、「真珠小梅」とも呼ばれる。種が小さいため果肉が厚く、実も柔らかい。果肉が傷まないよう、収穫から選別は全て手作業で慎重に行う。
三重の伝統果実に登録されているほか、2010年度には県内の個性的でビジネス価値のある農林水産資源として「三重のバイオトレジャー」に選定された。
JA伊勢梅部会の中西博道部会長は「昨年度産は雹害等の影響で出荷量が少なかったが、今年度産は天候に恵まれたので品質も良く、平年並みの量を出荷できる。ぜひ、たくさんの方に小梅を食べてほしい」と話す。
同JA管内では、部会員31戸が約3.2㌶の面積で「五ヶ所小梅」を栽培している。
写真=「五ヶ所小梅」選果作業の様子(11日、JA伊勢南勢撰果場で)
母の日に感謝を込めて/管内産の花を使用/親子でフラワーアレンジ
11日の母の日を前に、JA伊勢ファンクラブ「みらい」は10日、同JA伊勢中央支店で母の日イベントとしてフラワーアレンジメント体験を開き、管内の親子ら15組19名が参加した。
同JA管内はバラやガーベラ、カーネーションなどの花卉の栽培が盛んで、今回の体験を通して参加者らに地域の農業を知ってもらうことが目的。
当日は、管内のバラ生産者を講師に迎え、参加親子らはアレンジのコツなどを教わりながら、赤やオレンジ、ピンクなど色とりどりの花卉を使いアレンジメントを楽しんだ。
完成したアレンジメントには、日頃の感謝を込めた母の日のメッセージを添えた。
参加した児童は「自分たちで作ったアレンジメントをプレゼントできるので嬉しい。『いつもありがとう』と言って渡したい」と話した。
同JAの担当者は「今回の活動をはじめ、親子で参加できるイベントなどを積極的に開催し、若い世代の会員増加につなげていきたい」と話した。
写真=アレンジメントを行う参加親子ら(10日、伊勢市の同JA伊勢中央支店で)
生協が主催する田植え体験を受け入れ/JA伊勢と子会社㈱あぐりん伊勢
同JAと同JAの子会社㈱あぐりん伊勢は4月29日、伊勢市小俣町にある同社が管理する水田で、生活協同組合コープみえが主催する田植え体験を受け入れた。同体験は食と農に関心を持ってもらおうと、同組合が企画したもので、三重県内から50名の親子らが参加した。
当日、参加者らは同JAの職員から田植えの説明を受けた後、一直線に張られたロープを目印に、手で苗を1本ずつ丁寧に植えた。
同JAの喜早光雄営農部長は「体験を通して、米作りの大変さや農業の楽しさを感じて欲しい」と話した。
この日植えた米は、8月下旬ごろに刈り取る予定だ。
写真=同JA職員㊨の指導のもと稲を植える参加者ら(伊勢市内の水田で)
地域の子どもら田植え学ぶ/米は神嘗祭に奉納/神宮奉仕会青年部・JA伊勢
伊勢神宮奉仕会青年部とJA伊勢は共催で4月29日、伊勢市の中居弘和さんが管理する水田で、神宮の神嘗祭に奉納する米「コシヒカリ」の田植えを行った。同取り組みは今年度で35年目。
同青年部は、20年に1度の神宮式年遷宮に伴う民俗行事のお木曳き行事、お白石持ち行事の伝統継承を目的に活動している。
当日は、地域の子どもたちに郷土や自然の恵み、食のありがたさを学んでもらおうと、同会青年部が参加を呼び掛け、市内のガールスカウトなどの児童と保護者ら合わせて約120名が参加。同JAの職員が田植え指導を行い、参加者らは手で一本ずつ丁寧に苗を植えた。
JAの担当者は「地域の伝統継承に協力できて誇りに思う」と話す。
今回植えた米は8月に刈り取り、10月に行われる神宮の神嘗祭に奉納する。
写真=稲を植える参加者ら(伊勢市内の水田で)