地元の特産を知って/小学生が松阪牛の牛舎を見学/大紀町立七保小学校
大紀町立七保小学校の3年生と4年生あわせて17名は5日、大紀町にあるJA伊勢七保和牛部会の北村幸成さんと株式会社牛鳴ファームの牛舎を訪れた。これは、総合的な学習の授業の一環で、地域の伝統産業である松阪牛の肥育について学ぶことが狙い。
5月29日には事前学習として同JAの職員が授業を行っている。
当日、児童らは2班に分かれて生産者から説明を受けながら牛舎を見学した。「牛が鼻輪をしているのはなぜですか」や「牛の育て方で大切にしていることは何ですか」など積極的に質問し、こまめにメモを取っていた。
参加した児童は「牛が想像していたよりも大きくてびっくりした」と話した。
対応に当たった同JAの職員は「普段見ることのない牛舎の中を見学し、触れ合うことで、地元の特産について興味を持ってもらえれば嬉しい」と話した。
P=生産者から説明を受ける児童ら(5日、大紀町打見の株式会社牛鳴ファーム牛舎で)