JA伊勢(金融機関コード:6731)
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成栽培試験で収穫期前倒し/葉付タマネギ出荷開始

JA伊勢は1月5日から、葉付タマネギの出荷を始めた。産地復活を目指し3年目となる今年度は、気候や土質に合う栽培試験を行った結果、例年より約1カ月前倒しで収穫を始めることに成功。2月末までに3千袋(1袋2~4玉入り)の出荷を目指す。

 同JA管内の志摩市ではかつて、温暖な気候を生かした極早生タマネギの栽培が盛んであったが、生産者の高齢化などで作付面積が減少していた。同JAが指導を行い、従来の極早生品種より早く収穫ができる品種の栽培に取組み、今年度は10戸の生産者が出荷する。

今年度からは先進地視察などで得た栽培技術を試験的に取り入れたところ、順調に生育し、昨年度より1カ月早く収穫することに成功。他産地よりも比較的早く出荷ができるため、生産者の所得向上も期待される。品種は、超極早生品種の「アリオン」や「浜笑」など。生のままスライスして食べても甘みが強く、辛みの少ないのが特徴だ。

 1月9日には目ぞろえ会を開き、市場関係者らが参加。市場や産地情勢についての説明を受け、出荷規格などを確認した。

 担当者は「生育期前半の高温多雨には悩まされたが、冬でも温暖な気候には助けられている。他にも試したい栽培技術があるので、今後はもっと手軽に早出し栽培できるように試験と普及を重ねていきたい。」と話す。

 2月末までは葉付タマネギ、3月以降はネットタマネギとして出荷を続けていく。