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産直施設を利用するきっかけに/鳥羽国際ホテルの調理長監修のカレー提供/子ども食堂を開催

JA伊勢くらしの活動推進課と伊勢市は5月28日、伊勢市にある産直施設サンファームおばたで子ども食堂を実施し、管内産の農畜産物を使用したカレーライスを提供した。同施設や管内産農畜産物をPRするとともに地域貢献に繋げることが目的。
 今回提供したカレーのレシピは、安定した味を提供するため、以前から管内産の農産物を提供している鳥羽市の鳥羽国際ホテルの調理長谷口伸一氏に監修を依頼。数種類のスパイスを使いながらも、子どもたちが食べやすいよう野菜の甘みを生かした味わいに仕上げた。今後、参加者らの意見を取り入れてカレーの味や材料の検討を重ね、年度内に商品化を目指す。売り上げの一部は社協等へ寄付する予定だ。
当日、同施設の営業終了後に開催され、管内の親子20組61名が参加した。参加親子らは、同施設で残った野菜などを活用したカレーライスを食べた後、管内産の農産物がもらえるミニゲームを楽しんだ。
 参加した児童は「家族や友だちとおいしいカレーライスを食べることができて楽しかった」と話した。
 調理や配膳はボランティアの地域住民が中心となって担当した。
 同JAの担当者は「子ども食堂の取り組みを通して地域に貢献するとともに、地域の産直施設を利用してもらうきっかけとなれば」と話した。
 
写真=カレーライスを食べる参加親子(28日、伊勢市小俣町の産直施設サンファームおばたで)