農業で地域活性化へ/営農指導員が指導/野菜の講習会を開催
JA伊勢は6月13日、伊勢市の黒瀬公民館で、野菜講習会を開いた。これは、同JAの営農指導員が町内会に加入する地域住民らのもとへ講師として出向き、野菜栽培について説明するもの。令和4年から取組みを始めた。地域住民らが気軽に野菜作りに取り組める機会を作ることで、農業を通じた地域の活性化につなげることが目的。
当日は32名が参加。同JAの営農指導員が、夏場の高温対策や土づくりのほか、JAで出荷できるオクラやカボチャ、サツマイモの3品目の栽培のポイントについても説明した。また、参加者らの栽培の相談にも応じた。
町内会の代表を務める西井文平さんは「JAの営農指導員から指導を受けることができ、大変参考になった。農業を通して地域住民の共通の話題を作り、地域活性化に取り組みたい」と話す。
講習会に参加するメンバーは、農業を応援するグループなどの結成を受け付けている「JA伊勢ファンクラブみらい」でグループを結成しており、今後も活動を続けていく。
P=参加者の質問に答える同JAの営農指導員(写真中央)