高品質出荷に向け意識統一/オクラの目ぞろえ会を開催
JA伊勢管内で、夏の健康野菜として親しまれるオクラの出荷が始まっている。7月10日には、JA伊勢玉城集出荷場でオクラの目ぞろえ会を開いた。高品質出荷に向け生産者らの意識統一を図るのが目的。
目ぞろえ会では、JA全農みえや伊勢志摩地域農業改良普及センター、同JAの担当者から市場情勢や生育状況、出荷時の注意点などの説明を受けた後、実際に手に取りながら出荷規格と品位基準を確認した。
JA伊勢の担当者は「今年度産は雨が少なく生育がやや心配されるが、品質は良好で例年並みの出荷量が期待できる。生産者一人ひとりが高品質出荷に努め、他産地に負けないようにしたい」と話す。
同JA管内では、28戸の生産者が約57アールでオクラを栽培。同JAオリジナルブランド「伊勢やさい」の一つとして10月上旬まで県内市場へ出荷される。
写真=伊勢志摩地域農業改良普及センターの職員㊨から説明を受ける生産者ら(10日、玉城町勝田のJA伊勢玉城集出荷場で)